【介護福祉士とは?】資格誕生の歴史を解説|将来性・取得するメリット・現場のリアルまで

歴ヲタ×福祉
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「介護福祉士って、取る意味あるの?」

介護の仕事をしていると、一度はそんな疑問を耳にします。

勉強や受験費用も必要ですし、「資格がなくても働ける」と聞くと、取得を迷う方もいるでしょう。

しかし私は、介護福祉士は取っておいて損のない国家資格だと思っています。

今回は、介護福祉士という資格が誕生した歴史から、現在の介護業界が抱える課題、そして資格を取得するメリットまで、現役介護職の視点も交えながら分かりやすくご紹介します。


介護福祉士とは?

介護福祉士は、介護分野で唯一の国家資格です。

高齢者や障害のある方が、その人らしい生活を送れるよう、専門的な知識と技術をもって支援する仕事です。

食事や入浴、排泄などの身体介護だけではありません。

利用者さんやご家族の相談に乗ったり、多職種と連携したりと、「生活を支えるプロ」として活躍しています。


介護福祉士が誕生した歴史

今では当たり前のように存在する介護福祉士ですが、この資格が誕生したのは1987年(昭和62年)のことです。

当時、日本では高齢化が急速に進み、「家族だけで介護を支えること」が難しくなり始めていました。

そこで制定されたのが**「社会福祉士及び介護福祉士法」**です。

この法律によって、介護福祉士は国家資格として誕生しました。

それまで介護職には統一された資格制度がなく、施設ごとに技術や知識の差があることも課題でした。

国家資格が創設されたことで、「専門職として介護を行う」という考え方が広まり、介護サービス全体の質の向上にもつながっていきました。

さらに2000年には介護保険制度がスタート。

介護サービスを利用する人が急増し、介護福祉士は日本の福祉を支える重要な存在となりました。


実は勉強よりも大変だったのは「受験費用」

私自身、介護福祉士を取得した経験があります。

振り返ってみると、意外だったのは勉強そのものより、受験にかかる費用のほうが大変だったということです。

受験料に加え、証明書の発行費用や写真代、交通費などを合わせると、当時は約3万円ほどかかりました。

「国家資格って、受けるだけでもこんなにお金が必要なんだ……。」

そう感じたのを今でも覚えています。

一方で、勉強については、お金をかけなくても工夫次第で十分に合格を目指せます。

最近では、

  • YouTubeの解説動画
  • 無料の学習サイト
  • 過去問題
  • 図書館の参考書

など、無料で学べる環境が充実しています。

もちろん新しい参考書を購入するのも良い方法ですが、「勉強代を節約して、その分を受験費用に回す」という考え方もおすすめです。


介護業界の未来はどうなる?

介護業界は今、大きな転換期を迎えています。

少子高齢化が進み、介護を必要とする人は増え続けていますが、それを支える介護職員は全国的に不足しています。

そのため国もさまざまな対策を進めていますが、現場では「人が足りない」という声が後を絶ちません。

外国人介護人材の受け入れもその一つです。

外国人の方々が日本の介護現場で活躍していること自体は、とても心強いことです。

一方で、制度が複雑になったことで、「介護福祉士国家試験に合格していなくても、一定の条件を満たせば介護福祉士として業務を継続できるケースがある」といった特例制度も存在します。

こうした制度は人材確保を目的として設けられていますが、「国家資格なのに分かりにくい」「現場とのバランスが難しい」といった声があるのも事実です。

介護業界は今後も制度の見直しや改善が続いていくでしょう。


それでも介護福祉士は取得しておいて損はない

私は、「介護福祉士は取って良かった」と思っています。

もちろん資格を持っているだけで仕事が楽になるわけではありません。

ですが、取得することで得られるメリットはたくさんあります。

例えば、

  • 資格手当が支給される職場が多い
  • 昇給や昇格の対象になりやすい
  • 転職時に評価されやすい
  • 国家資格として信頼性が高い
  • 自分の努力を形として証明できる

特に転職活動では、「介護福祉士を取得しました」という事実そのものが、「仕事をしながら勉強を続けてきた努力」の証明になります。

履歴書にも自信を持って書ける資格です。


まとめ

介護福祉士は1987年に誕生した、日本の介護を支える国家資格です。

高齢化が進む今、その役割はますます重要になっています。

受験にはある程度の費用がかかりますが、勉強は無料の教材を活用しながら十分に取り組むことができます。

介護業界は人手不足や制度改正など、多くの課題を抱えています。

だからこそ、専門的な知識と技術を持つ介護福祉士の価値は、これからも高まっていくでしょう。

「資格を取るか迷っている」という方には、私は胸を張ってこう伝えたいです。

介護福祉士は、あなたの努力を一生証明してくれる国家資格です。決して取って損はありません。

結論から言うと、私は「取っておいて損はない資格」だと思っています。

私自身、介護福祉士の資格を取得しています。

現在は介護福祉士として現場で働くことは少なくなりましたが、それでも「取得して本当に良かった」と感じる場面が何度もありました。

介護福祉士は、ある程度の現場経験を積んでいる方であれば、十分に合格を目指せる国家資格です。

試験はマークシート方式(選択式)が中心で、記述問題はありません。そのため、過去問題を繰り返し解きながら出題傾向を掴むことが合格への近道になります。

また、資格を取得すると転職でも有利になるケースが多く、「前職で努力してきた証」として評価されやすくなります。

さらに、カイテクユーケアなど、介護士向けのスポットワークサービスを利用しやすくなるなど、働き方の選択肢が広がるのも大きなメリットです。

もちろん、受験には決して安くない費用がかかります。

しかし、勉強そのものは工夫次第でほとんどお金をかけずに進めることも可能です。

最近では、過去問題を解けるアプリやYouTubeの解説動画など、無料で利用できる学習コンテンツが充実しています。

自分に合った勉強方法を見つければ、参考書を何冊も買わなくても十分に合格を目指せるでしょう。


もし1冊だけ本を買うとすれば、個人的には「中央法規」の模擬問題をおすすめします。

図解なども見やすく、解説なども記されていて、値段もお手頃だからです。


介護福祉士国家試験模擬問題集2027 [ 中央法規介護福祉士受験対策研究会 ]

書店などで見かけたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

おまけ:私の個人的な考え

介護の仕事は、決して楽な仕事ではありません。

だからこそ、介護福祉士という国家資格は「頑張ってきた証」として、自分自身の自信にもなります。

たとえ将来、介護現場を離れたとしても、その経験や資格が無駄になることはありません。

「介護の知識を持っている人」として評価される場面は意外と多く、一生ものの財産になる資格だと私は感じています。

もし受験するか迷っているなら、ぜひチャレンジしてみてください。

未来の自分が、「あのとき頑張って良かった」と思える日がきっと来るはずです。

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